レクサス IS の旧型モデルは、今なお「かっこいい」と評され、多くの車好きから高い注目を集めています。特にIS350やIS250といったグレードは、見た目の美しさに加え、走行性能や高級感のバランスに優れており、中古市場でも根強い人気を誇っています。
この記事では、レクサス IS 旧型がかっこいいとされる理由をはじめ、実際の評価や見逃しがちな欠点についても触れながら、その魅力を多角的に掘り下げていきます。また、旧型のサイズ感と運転性能の関係、ISとESはどっちがいいのかといった比較ポイント、さらには旧型ならではのカスタムの楽しみ方についても詳しくご紹介します。
さらに、レクサスISはトヨタでいうとどの車種にあたるのか、リセール率の実態や壊れにくい車としての信頼性、そして競合車種との違いについても解説します。レクサスISのグレードで人気なのはどれかといった情報も含め、初めて購入を検討している方にもわかりやすい構成となっています。
旧型でもスタイルと性能に妥協したくない、そんな方にこそ知ってほしい、IS旧型の魅力と選び方をお届けします。
- IS旧型のかっこいいデザインの理由
- IS350とIS250の違いや魅力
- カスタムやグレードごとの特徴
- 維持費やリセールを含めた購入時の注意点
レクサスISの旧型がかっこいいと人気の理由
- IS350・IS250旧型の魅力を比較
- レクサスIS旧型の評価と見逃せない欠点
- 旧型カスタムで引き立つスポーティ感
- IS旧型のサイズ感と走行性能の関係
- レクサスISのグレードで人気なのはどれ？
IS350・IS250旧型の魅力を比較
IS350とIS250の旧型モデルは、どちらも高級セダンとしての魅力を十分に備えていますが、細かな性能や特徴には違いがあります。ここではその違いを中心に、両者の魅力を具体的に比較していきます。
まず大きな違いは、エンジン性能と走行フィールにあります。IS350は3.5LのV6エンジンを搭載しており、力強くスムーズな加速が魅力です。高速道路やワインディングでも安定したパワーを発揮し、スポーティな走行を求める方にとっては非常に満足度の高いモデルだと言えます。対してIS250は2.5LのV6エンジンで、燃費性能と扱いやすさが特徴です。市街地や日常使いがメインの方には、IS250のほうが扱いやすく経済的とも言えるでしょう。
装備面についてもIS350のほうがやや上位仕様となっており、本革シートやナビ、オーディオ系の充実度にも差があります。ただし、IS250もオプション設定を充実させることで同等の快適性を得ることが可能です。
このように、IS350は走行性能を重視するドライバーに向いており、IS250は日常性とコストパフォーマンスを求める方に適しています。どちらのモデルも旧型とはいえ、デザインのシャープさや質感の高さは健在で、「古さ」ではなく「味」として受け止められる点が魅力です。
レクサスIS旧型の評価と見逃せない欠点
レクサスISの旧型は、多くのユーザーから高い評価を受けていますが、その一方で注意すべき点や欠点も存在します。ここでは、ポジティブな評価と見落としがちなデメリットを整理してご紹介します。
高評価を得ている点としては、まず外観デザインが挙げられます。シャープで精悍なフロントフェイス、バランスの取れたサイドラインなど、旧型ながら今見てもかっこいいという声が多く聞かれます。また、内装の質感や乗り心地の良さも、高級車としての基本をしっかり押さえており、特に初めてのレクサスオーナーにも安心しておすすめできるモデルです。
一方で、見逃せないのが燃費性能と維持費の高さです。旧型モデルは最新のダウンサイジングターボやハイブリッド技術が導入されていないため、燃費は平均でリッター8〜10km程度に留まります。また、故障は少ない部類ですが、パーツや整備費用が高めに設定されているため、年式が古くなるほど維持費がかかる傾向にあります。
もうひとつの欠点は、最新の安全支援機能が一部搭載されていないことです。自動ブレーキやレーンキープアシストなどは後期モデルであれば対応していますが、初期型には装備されていないケースもあります。購入前にはこの点も確認しておきたいところです。
つまり、スタイルや高級感を重視する方にとっては非常に満足度の高い車ですが、燃費や装備、維持費といった面では割り切りが必要です。
旧型カスタムで引き立つスポーティ感
ISの旧型モデルは、カスタムによってさらにスポーティな魅力を引き出すことができます。純正状態でも完成度の高いデザインですが、好みに応じたパーツを加えることで個性と迫力を増すことができるのです。
多くのオーナーが取り入れているのは、エアロパーツやローダウンです。フロントリップやリアディフューザーを装着することで、地を這うようなスタイルが完成し、視覚的なインパクトが一段と強まります。また、サスペンションを交換して車高を落とすことで、走行時の安定感が増すだけでなく、見た目のスポーティさも格段に向上します。
ホイールの変更も効果的です。純正よりもサイズアップしたアルミホイールを選ぶことで、足元に重厚感が生まれます。とくに深リム系やメッシュデザインとの相性が良く、スポーツセダンらしい雰囲気が強調されるでしょう。
一方で、カスタムには注意点もあります。例えば極端なローダウンは乗り心地を損なったり、段差で車体を擦ったりするリスクがあります。また、マフラーを交換する際には音量や車検対応の範囲内で選ぶ必要があります。
このように、旧型レクサスISはカスタム次第で大きく印象が変わります。純正状態の上品さを残しつつ、自分好みのスポーティ感を演出できるのが、旧型ならではの楽しみ方とも言えるでしょう。
IS旧型のサイズ感と走行性能の関係
レクサスIS旧型は、サイズのバランスが走行性能に大きな影響を与えているモデルです。ボディサイズは全長約4,580mm、全幅約1,795mm、全高約1,430mmという数値で、一般的な国産セダンと比べるとややコンパクトで、全体的に低重心なフォルムが特徴です。
このサイズ感は、取り回しのしやすさとスポーティな走行フィールの両立に貢献しています。特に全幅が1,800mm未満に抑えられているため、狭い道や立体駐車場でも比較的扱いやすく、都市部での使用にも適しています。これに加えて、全高の低さが走行中の安定性を高めており、カーブや高速走行時にもボディのブレを抑えてくれます。
ホイールベース（前後のタイヤ間の距離）も比較的短めであることから、小回りが効きやすく、ドライバーの操作に対して俊敏に反応します。これが街乗りやワインディングでの運転の楽しさにつながっているのです。加えて、前後重量配分もバランスよく設計されているため、コーナリング中の姿勢維持にも優れています。
ただし、このコンパクトさが裏目に出ることもあります。例えば、後部座席やトランクスペースはやや狭く、ファミリーユースを想定する方には物足りなさを感じるかもしれません。乗員4人での長距離ドライブでは、特に後部座席の足元や天井の余裕が気になる場面もあるでしょう。
このように、レクサスIS旧型は「ドライバーが楽しむ」ことを重視したサイズ設計となっています。日常使いでも十分な実用性を持ちながら、走ること自体を楽しみたいという方にとっては非常に魅力的なパッケージと言えるでしょう。
レクサスISのグレードで人気なのはどれ？
レクサスIS旧型には複数のグレードが用意されており、購入検討時にどれを選ぶかは大きなポイントになります。その中でも特に人気が高いのが「IS250 バージョンL」と「IS350 Fスポーツ」です。どちらも異なる魅力を持ち、多くのユーザーから支持されています。
IS250 バージョンLは、快適性と高級感を重視したグレードです。本革シートや木目調パネル、電動調整機能などが標準装備されており、まさにプレミアムセダンと呼ぶにふさわしい仕様です。走行性能は控えめながらも、日常使いに十分なパワーを備えており、街乗り中心の方や落ち着いた走りを好むユーザーに適しています。
一方でIS350 Fスポーツは、走りを追求したグレードです。専用のサスペンションやスポーツシート、エアロパーツなどが装備されており、見た目も乗り味もよりアグレッシブな仕上がりになっています。3.5Lエンジンによる加速力は非常に力強く、高速道路での合流や追い越しもスムーズにこなせます。このグレードは、運転そのものを楽しみたい方から特に評価されています。
また、年式やモデルによってはハイブリッド仕様の「IS300h」も選択肢に加わりますが、旧型の中ではガソリンモデルの人気が根強い傾向にあります。ハイブリッドは燃費面での利点があるものの、スポーティさという点ではやや控えめという印象を持たれることもあります。
最終的には用途や好みによりますが、見た目や走りにこだわりたい方はIS350 Fスポーツ、上質な室内空間と快適性を求める方はIS250 バージョンLを選ぶ傾向にあります。それぞれに明確な個性があり、自分に合ったグレードを選ぶことで、レクサスISの魅力を最大限に味わうことができるでしょう。
レクサスISの旧型がかっこいい派に刺さる情報まとめ
- ISはなぜかっこいいと感じるのか？
- レクサスISの競合車種と比較してみた
- ISとESどっちがいい？スタイル重視で選ぶなら
- レクサスISはトヨタでいうとどの車種？
- レクサスISのリセール率は高水準？
- レクサスは壊れにくい車？維持費との関係
ISはなぜかっこいいと感じるのか？
レクサスISが「かっこいい」と評価されるのには、いくつかの要素が組み合わさっています。ただ単に見た目が良いというだけでなく、デザインの哲学やバランスのとれた造形が、人の感覚に訴えかけるものを持っているからです。
まず注目すべきは、そのフロントフェイスです。シャープなヘッドライトとスピンドルグリルの組み合わせは、威圧感と洗練さの絶妙なバランスを保っており、まさに「一目惚れするデザイン」と言っても過言ではありません。視覚的な印象においては、どの角度から見ても線と面の処理が美しく、特にボディサイドからリアにかけての流れるようなフォルムは、動きのあるスタイルを演出しています。
さらに、ボディサイズの取り回しの良さもデザインに影響を与えています。全体がコンパクトにまとめられているため、無駄がなく、引き締まった印象を与えるのです。こうしたまとまりのあるボディラインは、スポーティさを演出すると同時に、視覚的なスマートさにもつながっています。
内装についても同様です。コックピット感の強いドライバー中心の設計は、乗る人の気分を高め、単なる移動手段以上の満足感を与えてくれます。特に旧型であっても、無駄をそぎ落としたスイッチ配置やメーターまわりのデザインが「走る楽しさ」を感じさせてくれるのです。
つまり、ISがかっこよく見えるのは、単なる外見だけではなく、全体のバランス、視覚と感覚への訴求、さらには乗る人の高揚感までを考慮した設計があるからだと言えます。
レクサスISの競合車種と比較してみた
レクサスISの旧型モデルを検討する際には、同じクラスの競合車種とどう違うのかを知ることが大切です。ここでは、主に輸入車と国産車を含めた代表的なライバル車と比較してみましょう。
まずライバルとしてよく挙げられるのが、BMWの3シリーズです。BMWは走行性能に定評があり、ハンドリングの正確さや後輪駆動ならではのバランスの良さで支持されています。レクサスISもFR（後輪駆動）を採用しているモデルが多いため、走る楽しさという点では方向性が似ていますが、内装の質感や静粛性ではISのほうが優れていると感じる人も多いです。
次に、メルセデス・ベンツCクラスとの比較では、高級感の演出が焦点になります。ベンツは全体的に落ち着いた印象で、安定感とブランド性を重視する人に人気があります。一方、ISはよりアグレッシブなデザインとスポーティな雰囲気を持ち、若年層やスポーツセダンに魅力を感じる人に響くスタイルです。
国産車では日産スカイラインやマツダのMAZDA6が比較対象に挙がります。スカイラインはパワートレインや先進技術で勝負しており、走行性能も高水準ですが、内装やデザインの評価は分かれるところです。MAZDA6はデザイン重視の傾向が強く、価格帯も比較的近いですが、ブランドとしての高級感ではレクサスISが優位に立っています。
このように、各車種にはそれぞれの強みがありますが、ISはデザイン・静粛性・高級感・走行性能をバランスよく兼ね備えている点が特徴です。単純なスペック比較だけではなく、所有する満足感まで含めて検討する価値のあるモデルだと言えるでしょう。
ISとESどっちがいい？スタイル重視で選ぶなら
ISとESは、どちらもレクサスのセダンラインとして位置づけられていますが、設計思想とターゲットが異なるため、見た目の印象も大きく変わります。スタイルを重視して選びたい方にとって、この違いを理解することは非常に重要です。
ISは、よりスポーティなデザインが特徴です。低く構えた車高、鋭いフロントマスク、タイトなリアまわりなど、走ることを意識したシャープなスタイルが目を引きます。全体のサイズ感もコンパクトで、見るからに「走るための車」という印象を与えます。若々しさやエッジの効いたデザインを好む方には、ISの外観は非常に魅力的に映るはずです。
一方でESは、落ち着きのある上品なセダンというイメージです。曲線を多用した柔らかなデザインは、大人っぽく優雅な雰囲気を演出しています。全長はISよりもかなり長く、後席の広さや荷室容量など実用性も高いのが特徴です。ただし、そのぶん全体の印象は少し保守的で、ISのようなアグレッシブさには欠けます。
スタイルを優先して選ぶのであれば、やはりISの方がおすすめです。特に旧型でもそのデザイン性は色あせておらず、むしろ時代を超えて再評価されている傾向にあります。ただし、乗員の快適性や後席重視の使い方を求める場合には、ESの方が実用的な選択となるでしょう。
このように、ISとESは似て非なる存在です。どちらが「いい車」かというよりも、どのスタイルに自分が惹かれるかによって選ぶ基準が変わってきます。見た目の印象を重視するなら、ISのシャープで先進的なスタイルは非常に魅力的です。
レクサスISはトヨタでいうとどの車種？
レクサスISは、トヨタ車の中では「マークX」が最も近い存在として語られることが多くあります。実際、ISとマークXは同じFR（後輪駆動）ベースのセダンという共通点を持ち、プラットフォームも共有していた時期があるほど、構造的にも似ています。
特に、V6エンジンを搭載し、スポーティな走行性能を追求していたという点でも両車は共通しています。マークXは、トヨタブランドで比較的高級志向かつ走行性能を重視したユーザーに向けたモデルでしたが、現在は生産終了となっています。そのため、かつてのマークXのポジションを受け継ぐ存在として、レクサスISが選ばれているという側面もあります。
ただし、似ているのはあくまで「走りの方向性」や「車格」であって、ブランドとしての性格は大きく異なります。レクサスはプレミアムブランドとして、内装の質感や静粛性、安全装備などにおいて、トヨタ車以上の仕上がりを目指して設計されています。そのため、ISはマークXの上位互換的な存在とも言えるかもしれません。
このように考えると、レクサスISはトヨタの中では「マークXに近いが、より高級で洗練された車種」と位置づけるのが適切です。現在のトヨタ車でISに直接対応するモデルはなく、あえて挙げるならカムリやクラウンの一部グレードが競合するイメージとなります。
レクサスISのリセール率は高水準？
レクサスISは、中古市場において比較的リセールバリューの高い車種として知られています。特に旧型モデルでも程度の良い個体は安定した相場で取引されており、値落ちの少ないセダンを探している人には有力な選択肢になります。
その理由の一つは、レクサスというブランドの信頼感にあります。高級車でありながら品質管理が厳格で、年式が古くなっても大きなトラブルが少ないという安心感が、買い手の支持につながっています。また、ISはセダンでありながらもスポーティなスタイルと走行性能を持っているため、中古でも一定のニーズが存在します。
特に人気なのは、IS250やIS350のFスポーツなどスポーツ志向のグレードです。こうしたグレードは見た目のカッコよさと走りの良さを兼ね備えており、相場も安定傾向にあります。加えて、低走行距離・整備記録が明確な車両は、年式が古くても高値で取引されることがあります。
一方で、色やグレードによってはリセールに差が出る点には注意が必要です。例えば、需要の少ないボディカラーや、ベースグレードのように装備が少ないモデルは、同じ年式・走行距離でも相場が低くなる傾向があります。
このように、レクサスISはセダン市場の中でもリセールが比較的安定しており、手放す際にも安心できる車種と言えるでしょう。購入後の資産価値を意識したい方にもおすすめできるモデルです。
レクサスは壊れにくい車？維持費との関係
「レクサスは壊れにくい」という評判は、実際のユーザーの体験やデータにも裏付けられています。トヨタの高い信頼性を基盤に、さらに上質な製造工程を加えたことで、レクサスは故障の少ない高級車ブランドとして広く認知されています。
ISをはじめとする旧型レクサスの多くは、10万km以上の走行でも大きなトラブルが発生しにくく、メンテナンスをしっかり行えば長期間にわたって安心して乗り続けることができます。これは、エンジンや足回りなどの構成部品が非常に堅牢に作られていることに加え、電子系統のトラブルが少ないという点も関係しています。
しかし、維持費の面では一定の注意が必要です。まず部品代や整備費用は、トヨタ車よりも高額になるケースがあります。特に純正部品にこだわると、費用がかさむ可能性があるため、定期点検や車検をレクサス正規ディーラー以外の整備工場で行うという選択肢も検討されることがあります。
また、消耗品の交換頻度や保険料も、排気量の大きいグレードほど高めになる傾向にあります。例えばIS350などは税金や燃費の面でも負担が増えるため、購入時にはあらかじめ維持費をシミュレーションしておくと安心です。
それでも、多くのユーザーが「長く乗れる車」としてレクサスを選んでいます。壊れにくさと高級感を両立しながら、きちんと整備すれば安心して使い続けられる点は、他の高級車ブランドと比べても大きなメリットと言えるでしょう。
レクサスISの旧型がかっこいいと言われる理由の総括
レクサス IS の旧型は、今もなおかっこいいと評価されるデザインと高級感を兼ね備えた人気モデルです。グレードごとの特徴や走行性能、カスタムの自由度など魅力が多く、旧型でも選ぶ価値のあるセダンと言えます。
- IS350は走行性能重視のドライバーに最適
- IS250は扱いやすさと経済性が魅力
- 外観デザインは旧型でも高評価が多い
- 内装の質感と乗り心地は高級感がある
- 旧型でもグレードによって装備差がある
- カスタムでさらにスポーティな印象にできる
- コンパクトなサイズで街乗りに適している
- 小回りが利き、運転がしやすい設計
- 後部座席や荷室はやや狭く実用性に差がある
- ISとESはスタイルと用途で選び方が変わる
- トヨタでいうとマークXが近い存在
- リセール率はセダンとしては高めで安定
- 故障が少なく信頼性が高いモデルと言える
- 維持費は部品代や税金面でやや高め
- 競合車種と比べてもバランスの良さが光る
